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Echeveria “星影(ほしかげ)” と Echeveria potosina
概要
「星影」は、日本の園芸市場で親しまれているエケベリアの流通名です。粉をまとったように白くやわらかなロゼットをつくり、群生しやすい姿から人気があります。
一方で、海外文献に見られる Echeveria potosina(ポトシナ)は、もともと栽培株をもとに記載された名前で、自生地の確認がはっきりしていないとされています。現在では Echeveria elegans の同物異名(シノニム)と整理されるのが一般的です。
両者の関係
星影 … 日本で広く流通している園芸名。エレガンス系統の一つとして扱われます。
potosina … 文献上の名前。現在はエレガンスのシノニムとされることが多い。
このため「星影」と「potosina」は学術的に同じ名前というわけではありませんが、どちらも結局は エレガンス系の仲間 と理解されます。
むらさき園からのコメント
「星影」という名前には日本らしい情緒があり、海外文献で整理される potosina のような学名の扱いとは別に、園芸文化の中で根付いた呼び方といえます。学術的にはエレガンスの一系統にあたる、とやわらかく捉えていただくのが安心です。