



- 真上
- 横
- 花芽
- 花芽 (アップ)
ミチワカナミチョアカン(Echeveria michoacana)は、メキシコ西部・ミチョアカン州に分布するギビフローラ系統に近縁の種です。野生下では、直径が最大約50cmに達する大型のロゼットを形成し、強健な葉構造を備えています。健全な状態では葉色は明るい緑ですが、水分ストレス下ではアントシアニンの発現により鮮やかな赤色へと変化します。この性質は、ピスティオイデスやフルゲンスなど同系統種にも見られる特徴です。
むらさき園では、この色彩変化と大型ロゼットの造形美を、原生地の気候や土壌条件を想像しながら観察・栽培に活かしています。