ヒアリナ ピニャル デ アモレス「原種」

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Echeveria hyalina 'Pinal de Amoles' 中心メキシコの高地に自生する多肉植物、エケベリア・ヒアリナの一品種で、その産地が「Pinal de Amoles(ピナル・デ・アモレス)」であることからこの名前が付けられています。

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基本情報:Echeveria hyalina

学名:Echeveria hyalina

属・科:エケベリア属、ベンケイソウ科(Crassulaceae)

分布:グアナフアト州、イダルゴ州、ケレタロ州など中部メキシコ高地に限定的に自生

自生環境:岩場、オークや針葉樹林下、亜高山草原など標高1,800‑3,400 mで育成

特徴:灰緑色のロゼットを形成し、栽培ではコンパクトで葉の美しさが評価されます。多様な観賞品種も作られています

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「Pinal de Amoles」品種について

“Pinal de Amoles”はケレタロ州の山間地域、Pinal de Amoles(ピナル・デ・アモレス)で採取されたヒアリナで、産地由来の園芸品種名として使われています。多肉植物ファンの間では、産地ごとの個体差を楽しむ傾向があり、いくつか種子販売業者や愛好家により区別されています 。

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Pinal de Amoles 地域について(補足)

このエケベリアの命名に関係する地元の地域、Pinal de Amoles(ピナル・デ・アモレス) は以下の通りです:

メキシコ・ケレタロ州北部に位置する町および自治体で、シエラ・ゴルダ山脈に属します

標高は約2,320 m。都市の起源は17世紀の採掘キャンプにさかのぼります

山岳地帯らしく森林が広がり、渓谷や滝などの自然景観が豊かであり、「魔法の村(Pueblo Mágico)」にも認定されています

このような地理的・自然的背景が、ヒアリナのような高地適応型多肉植物の自生と命名につながっています。

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項目 内容

分類 多肉植物 / ベンケイソウ科 / エケベリア属
学名 Echeveria hyalina
産地バリエーション “Pinal de Amoles”など
自生地 中部メキシコ高地(1,800~3,400 m)
形状 グレイッシュグリーンのロゼット、コンパクトで美しい
栽培ポイント 乾燥気味の環境を好む。通常の多肉と同様の管理で育てやすい
地域情報 ピナル・デ・アモレスは高地の自然豊かな町。「魔法の村」に指定