むらさき園日記

【ひとりごと】多肉と向き合う日々の裏側(なつかし写真)

前職の話

実は私、かつては落ちない汚れを落とす『染み抜き』の世界にいました。(お直しサービスもしていたので写真はお店の雰囲気)
洋服やバッグの染み抜きをする仕事で、過酸化水素、加炭酸ナトリウム、フッ化水素、ハイドロサルファイト、過酸化マンガン、アセトン、ピロリドン、アンモニア、チオ硫酸ナトリウム、プロテアーゼ、こういった薬品を素材やシミの種類や状態に合わせて駆使しながら落としていく

終わりがなさそうな楽しい世界ですが、この仕事はむしろお客様とどの程度までやるか、工数に対しての予算、どこまでリスクを許容できるか、そういったことを綿密に話していくことがメインになるので、やっぱり薬品と向き合って実験している時間などなく・・・(笑)

お客さんは意外と完璧なんて求めていないんですよね。完璧に近づく2割ぐらいのところからは、最初の8割の何倍も大変なのにそこは価値として求められていないことに気づいたんですよね。
お客様によっては完璧を追求する人もいることはいますが。

分かったつもりの失敗


(写真はオープン初期のむらさき園 まだとうもろこしも作っていました)

多肉も染み抜きとだいたい同じだろう、最後の20%は追わない、なんて分かったつもりで生産していた過去があるけれど、多肉は違った(笑)
「趣味」と「不快を取り除いてほしい」っていう動機は別物ですね。

今一生懸命に多肉をきれいに育てられるように頑張っています。
毎年多肉を生産する環境は厳しいものになってきているけど、それでも今年は例年よりもきれいに育てられそうな気がしています。
カイガラムシの虫害なんて気を抜いたらいつの間にか終わってる時期もありますが・・・

染み抜きの講座をむらさき園でやってほしいとのご依頼をいただくことも何回かあって、片隅にはあるのですが
ビニールハウスでこんなことも本当にレジュメを作って始めてみましょうか?(笑)

息子とエレキギター

数か月前に始めたエレキギター。仕事の合間にリフレッシュで息子と情報交換しながらやっています。
最近の練習曲はこんな感じ

1.ロビンソン(スピッツ) あのイントロのアルペジオ、弾いていて心地いい なんとか制覇

2.満ちてゆく(藤井風) ジャジーで壊れたようなテンションコードの響きが心地いのは疲れている?(笑)一応制覇

3.ルージュの伝言 これは使うコードが5つしかなくて簡単すぎて飽きました。

4.ブルーラグーン(高中正義) フュージョンが好きなのですが、有名なリフだけ楽しんでいて難しいところにすっとばしてます

5.シルエット(KANA-BOON) これはイントロ制覇! 次に入りました

息子たちが地元の夏祭りに出る予定なので、私も出るわけではないのになぜか練習に力が入っています。

育種家としての「引き算」

趣味が充実してきたこの頃、不思議と本業の多肉への向き合い方も変わってきました。

今年の交配は思い切って去年の20分の1位に減らしました。花粉の保存もあえてしないことに。数を追うのではなく、今の自分が本当に納得できるひと苗にエネルギーを集中させる。 そんな引き算の美学が、今のむらさき園には心地よいと感じています。

多肉植物、そしてエレキギター。一見全く違ったものですがどちらも私の大切な日常です。

むらさき園前身、自宅前のハウス

多肉植物に出会う少し前は野菜にハマる

2021年交配実生苗当時の写真

むらさき園親株のsp nob. Zaragoza

2022.5.14 楽しい多肉 グラウス パンジー ファンファーレ レティジア などなど

2022.5.29 エケベリア原種実生

2022.4.20 セクンダの産地違い 左から ザモラノ、ミチョアカン、レグレンシス、グラウカ、マグダレナ、?

2022.6.2 むらさき園とうもろこし畑 朝3時に収穫後、出荷して多肉ハウスへ

-むらさき園日記