多肉植物の考察 多肉植物の育て方

【多肉農家のリアル舞台裏】葉挿しトレー大量公開!水・光・土の正解を語る

​こんにちは、むらさき園です!

​6月も半ばに入り、「そろそろ葉挿しは終わりかな?」と思っている方もいるかもしれませんが……多肉農家としてのむらさき園では、まだまだ元気に葉挿しをやっていますよ!

​詳しい葉挿しの方法についてはまた別の機会にお話しするとして、今回は「むらさき園で実際に葉挿しをしているトレー」を、できるだけたくさんの写真で一挙にご紹介したいと思います。

​良かったところも、ちょっと反省したところも包み隠さずお見せするので、皆さんがご自宅で葉挿しをする際の参考にしていただければ嬉しいです!

​1. ラブリーローズの葉挿し(トレー・環境による違い)

​実は去年、51型の深めの育苗トレーを使い、底面給水しながら葉挿しをしたところ、ふくよかに育って大成功したんです。

​そこで今年は、「土が少なくても、その分お水を多めにあげれば大丈夫かな?」と思って試してみたのですが……やっぱり、成長スピードは土の量が多いのには敵わないな、というのが正直な感想です。

上が128穴のセルトレーで育てているもの。

下は72穴のセルトレーです。

​同じ場所において、同じように水をあげているのですが、やっぱり土の量が多い72穴の方が若干大きく育っていますね。

(写真:51型への植え替えの様子)

というわけで、このラブリーローズたちは、やっぱり去年大成功した「51型の育苗トレー」に植え替えることにします!

​置き場所(遮光)による成長の差も…

(写真:遮光強めの場所にある72穴セルトレー)

これも同じ72穴セルトレーなのですが、こちらは「少し遮光が強めな場所」に置いていたものです。

同じ条件のトレーなのに、こっちの方が明らかに大きいですよね。

​育成の段階では、あまり日が強すぎるのも良くないのかもしれません。「うちの多肉、なかなか大きく育たないな…」とお悩みの方は、もしかしたら日が強すぎるのが原因かもしれませんよ。

​2. 棚下の葉挿し(数を増やしたいエリア)

(写真:棚下の葉挿し、稚苗用の浅い育苗箱)

こちらは棚の下に置いている、稚苗用の浅い育苗箱です。

(写真:置き場所全体の様子)

こんな感じの場所にズラッと置いています。

​ここは「とにかくまだまだ数を増やしたい!」というエリアなので、今の段階では形はそこまで気にしていません。

​さらに葉挿しをするための「健康な緑の葉」をここから収穫して、また次の葉挿しへ繋げていきます。

★夏前の葉挿しのワンポイント

夏の間は、せっかく芽が出ても親の葉っぱが小さいと、体力が持たずに水分不足で消えてしまうことがあります。だからこそ、夏前の葉挿しは**「できるだけ親の葉を大きく育ててから収穫して、葉挿しする」**のが個人的なこだわりです!

​3. プレステラ75での管理

(写真:プレステラ75での葉挿し)

こちらはプレステラ75を使った葉挿しです。

数年前に「ちょっとだけ葉挿ししたいな」と思ったのがきっかけで始めたスタイルなのですが、葉挿ししたい鉢を増やしながら、最終的に51型の育苗トレーにまとめて管理できるので、すごく便利で気に入っています。

​4. じっくり派・土の配合による違い

(写真:パールビーンの葉挿し)

こちらはパールビーンの葉挿し。

海外から輸入した時の葉っぱが綺麗に紅葉していたせいか、最初はなかなか発芽率が良くなくて……ここまで来るのに結構な年月がかかりました(笑)。

この子は無理に動かさず、このまま72穴のセルトレーで待機させて、秋になったらポットへ植え替えする予定です。

(写真:川砂・パーライト多めのトレー)

逆に、こちらはちょっと失敗談。

川砂とパーライトが多すぎて、お水をあげてもなかなか大きくならない葉挿しさん達です。

​多肉の葉挿しって、基本的にはどんな土でも育つものですが、**「涼しい時期なら、水をあげてから3日くらいは湿ったまま」**くらいの環境の方が、圧倒的に大きくなるんじゃないかなって思っています。

​5. 遮光なし vs 遮光あり

(写真:3月〜5月まで遮光なしだったトレー)

こちらは今年の3月から5月まで、まったく遮光のない場所にいた子たち。

毎日お水をあげてはいたのですが、お日様が強すぎて土がすぐに乾いてしまい、水を吸う時間が短いせいで全然大きくなりませんでした……。

​ところが、少し遮光が強めの場所に移動させた途端、一気に発芽しだしたんです。やっぱり初期の光合成と水分のバランスは大事ですね!

​6. リサイクル土でも育つ!逞しい桃太郎

(写真:浅いトレーの桃太郎)

こちらは桃太郎です。

葉挿しで3cmくらいになったものを、稚苗用の浅い育苗トレーに植え替えたのですが、見違えるほど大きくなっています!

​実はこの土、リサイクルの土で色々混ざっているものなんです。

こんな土でも、そしてこんなに浅いトレーでも、お水をしっかりもらっていれば、多肉はちゃんと応えて大きく育ってくれるんですよね。

※たまたま栄養が残っている土なのかもしれません。基本的にはリサイクル土は成分が偏っているのできちんとリサイクルの処理をしてから使うと良いと思いますよ

​まとめ:これからの葉挿しは「コレ」でいきます!

​さて、ブログを書き終えたら、今からまだまだ葉挿しをしていきますよ!

​これからの葉挿しに使う土ですが、いろいろ試した結果……ホームセンターに売っている「一番安い花と野菜の培養土」でやっていくことに決めました!

​理由はシンプルです。

「自分で混ぜるのめんどくさいし、プロが作った土はやっぱりpH(ペーハー)調整とかもしっかりされていて、とにかく楽だから!」(笑)

​皆さんも気負わず、身近な土とちょうどいい日陰を見つけて、夏の葉挿しを楽しんでみてくださいね。

​それでは、また次回の更新でお会いしましょう!

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